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散歩から帰った犬の足の汚れはどうしてますか?
犬を室内飼いをされている皆さん、犬と一緒にお散歩やお外にお出かけした後
汚れた犬の足はどうされていますか?
私の周りで犬を室内飼いしている人達にお話しを聞いてみると
- 玄関先で犬の足を洗ってからお家に入れるようにしている
- あまり汚れていない場合は濡らしたタオルで犬の足の汚れを拭き取ってから室内に犬を入れる
犬を室内飼いしている人達で、特に大型犬を飼ってらっしゃる方達は、お散歩や外に出かけた場合は、犬の足を洗ってからお家に犬を入れるようにしている人がほとんどでした。
我が家の場合も、お出かけやお散歩、外から帰った犬の足は、玄関先で洗ってから家に入るようにしていますが、
ネットで調べてみると、なかには散歩から帰った後、毎回シャンプーで犬の足を洗っている飼主さんもいらっしゃるようです。
めんどくさがり屋の私には毎回、散歩やお外に行く度に、犬の足をシャンプーで洗うのは無理ですが…
お家の中では、台所以外は自由に出入りする事が出来るようにしている、我が家の二頭のラブラドールレトリバー「ボルジャーノ」と「なちぐろ」は寝る時も私と一緒のお布団で寝ているので
お散歩やお出かけ、外から帰った後の犬の足の裏の汚れは、流石にめんどくさがり屋の私でも、なるべくしっかり落としたいのです。
我が家の場合、庭の木やお花に水をあげる為に散水栓に取り付けた、水道ホースから出るシャワーの水で犬の足の汚れを洗っています。
家の入口や玄関先など地中に埋まっている、長方形のボックス
中に水道がありホースを繋いで庭の水やりや、掃除などに使われるのが散水栓です。
↓
シャワーの水圧と指でゴシゴシ肉球の表面や中まで入った汚れや泥を落とす事で
犬の足の汚れをしっかり落としてから家に入るようにしています。
ただし、これには問題があります。
夏場や暖かい時期は、散水栓から出る水で機嫌良く犬の足を洗えているのですが
問題なのが…冬場はとても水が冷たい事です。
冬のめっちゃ寒い時期に、お外の水道から出る、突き刺すような冷たい水で犬の足を洗う事は犬も嫌だろうし、私もなるべ触りたく無いのです。
冬はあったかいお湯で犬の足を洗いたい!
ただし、工事をして新たにお湯が出る犬の足洗い場や立ち水栓を作るような予算はありません。
そんな我が家が、失敗しながら試行錯誤を繰り返し、外から帰った犬の足を暖かいお湯のシャワーで快適に洗える環境を作れるまでの経緯を書いてまいります。
この記事は、お散歩やお出かけから帰った後の、犬の足を洗いたいけど冬は寒くて困っている人、工事は出来ない、予算も無い、でもお外でお湯のシャワーを使いたいという人向けに書いています。
まったく同じ環境では無いので、同じ方法が再現出来ない場合もあるかもしれませんが、冬の冷たい水に悩んでいるワンちゃんと飼主さん達が少しでも快適な環境が作れる解決へのヒントになれば幸いです。
散歩から帰った犬の足をお湯で洗いたい
犬の足洗い場を検索すれば、様々な工務店や建築メーカーが販売している
カワイイ立ち水栓や、とってもオシャレな温水機能付きの犬の足洗い場が出てきます。
しかし、お湯が出る立ち水栓を新しく作るとなると素人の私では、DIYでどうにか出来る物ではありません。
そうなると、工務店にお願いして工事をしてもらう事になるので、かなりの予算が必要になってしまいます。
そこで知恵と工夫を絞り出し、限られた予算内で
冬の犬の足洗いを快適に行う方法を模索してまいりました。
その1 ティファール作戦!
お散歩に行く前に電気ケトルに水を貯めてスイッチを入れてからお散歩に出かける方法です。
電気の力で水を沸騰させる、電気式のやかん
ティファールなどが有名ですね。
お散歩に出かける前にティファールに水を入れて、スイッチをONにしてから家を出ます。
ティファールが便利な所は水が沸騰すると電源が自動的にOFFになるので、お散歩に行っている間、お家に誰もいない状態でもお湯を安全に沸かす事が出来る事ですね!
そしてお散歩から帰って来たら、ティファールで沸かしたアツアツのお湯をバケツに移して水で割り、丁度良い湯加減にした暖かいお湯で散歩で汚れた犬の足を洗う作戦です。
バケツの中に犬の足を一本づつ入れて、暖かいお湯の中で犬の足の汚れを洗い落としていきます。
あったか~い!
…がっ
バケツの中は泥だらけっ!!
雨の日や雨上がりなど、犬の足が汚れやすい日の散歩から帰った日は、バケツの中のお湯は、あっと言う間に泥だらけになってしまいます。
我が家の場合、二頭のラブラドールレトリバーがいるので
「ボルジャーノ」の足を洗った後、次に「なちぐろ」の足を洗う頃には
まるで泥水で洗っているかの如く…
お湯を小分けに分けるなど調整すれば良いのかもしれませんが、そうなると大量のお湯が必要になるために、正直こちらの作戦は失敗です。
その2 「ドレッシングボトル」シュボシュボ作戦!
お湯の中に犬の足を入れてしまうと、お湯の中がドンドン汚れていってしまうので、お湯をかけ流す事が必要な事を学んだ私は
お湯を少しづつ犬の足にかけながら洗う方法を考えていました。
ただし、かけ流すだけの方法では肉球の中にまで入り込んだ汚れが、全く落とせていない事は、拭き取りの際のタオルの汚れを見れば一目瞭然でした。
犬の足の汚れを落とす為には、ただお湯をかけ流すだけでは落とせず、汚れを擦って落とすか、ある程度の水圧が必要です。
「圧やっ…圧がいるんやっ!暖かいお湯を汚れに向かって噴き出す圧がっ!」
そこで採用されたのが100円ショップで見つけたコレ!
正式名称「ドレッシングポット」
名前の通り本来なら、ソースやドレッシングなどを入れる為の空の容器なのですが
ティファールで沸かしたお湯を水と割って丁度良い湯加減になったらドレッシングポットに入れて、犬の足に向かって勢いよくシュボシュボします。
力を加え容器内のお湯を押し出す事で、シュボシュボ、シュボシュボとお湯が勢いよく噴き出すので汚れも落としやすく、限られたお湯を有効に使う事が出来ます。
ティファールとドレッシングポットの組み合わせで、寒い時期の犬の足洗いは、これで良しとしていました。
だがしかし…
冬が終わり、夏が来て、再び冬が訪れる頃には
散水栓につけたホースリールのシャワーで犬の足を洗っている事に慣れてしまうと
ドレッシングポットにお湯を入れてシュボシュボ、お湯が無くなると再度、ドレッシンングポッドの蓋を開けお湯を入れてシュボシュボ…う~む
\なんか面倒くさいっ!/
元来からの面倒くさがりの私は夏場のシャワーの便利さに慣れてしまってしまうと
シュボシュボするのがとても面倒に感じてしまうようになってしまいました。
シュボシュボせずに、やっぱりシャワーのお湯で洗い流せたらな~と考えていた時に見つけたのが「充電式アウトドア用電動シャワー」です。
電動シャワー作戦
(2024/09/19 12:58:29時点 楽天市場調べ-詳細)
ティファールで沸かしたお湯をバケツに入れて水で割り、丁度良い湯加減を作った後、アウトドア用電動シャワーの給水部分をバケツに放り込み、スイッチを入れればシャワーが出ます。
「お湯じゃ~暖かいお湯のシャワーじゃ~」
シャワーの水圧は強くはありませんが、それでもシュボシュボしたり、何回もお湯をドレッシングポットに入れ直す面倒な作業から解放され
お外で暖かいお湯のシャワーが使える喜びを味わいながら犬の足を洗っておりました。
が…
\めっちゃお湯が無くなるスピードが早いっ!/
犬の足の汚れをしっかり洗い流すには、結構なお湯の量が必要です。
ティファールだけで作るお湯の量では全然足りず、2頭分の犬の足をしっかり綺麗に洗う、お湯の量を確保する事が出来ませんでした。
お湯が無くなると、バケツを持ってお風呂場までお湯を取りに行くのですが、これが結構重くて重労働です…
何んとかお風呂のお湯を簡単に運ぶ方法は無いものかと、バケツを運ぶ際に痛めた腰をさすりながら考えている時
全ての問題を解決する、とんでもなく便利な物を発見いたしました!
泡沫蛇口用ニップルがあれば、外でも暖かいお湯のシャワーが使い放題
タカギ(takagi) 泡沫蛇口用ニップル
この商品、名前だけでは、何をする為の物なのか良くわからないと思いますので簡単に説明しますと
水道ホースを付ける事が出来ない蛇口に、水道ホースを取り付ける為の変換アダプターなんです。
取り付け方法も簡単で、専門知識も必要無く誰でも簡単に取り付けれます。
(水道の蛇口の先をくるくる回して外し、泡沫蛇口用ニップルを付けるだけ)
ここまで書けば察しが良い方は、もうお分かりかと思いますが
タカギ(takagi) 泡沫蛇口用ニップルをお湯を出す事が出来る蛇口に取り付けて、水道ホースを付ければ、お外でも暖かいお湯を簡単に使えるようになるという事です。
「お湯じゃ~!潤沢に出る、暖かいお湯のシャワーじゃ~!!!」
めちゃ高い工事…NO!
面倒なジュボジュボ…NO!
めっちゃ重たいバケツ…NO!
タカギ(takagi) 泡沫蛇口用ニップルがあれば、暖かいお湯のシャワーを玄関でも潤沢に使う事が出来るんです!
しかも値段は576円と激安なのに二年間の保証付き
我が家の場合、タカギ(takagi) 泡沫蛇口用ニップル+コンパクトリールの組み合わせで使っているので
タカギ(takagi) 泡沫蛇口用ニップル576円+コンパクトリール1699円=2275円
合計2275円で玄関でも暖かいお湯のシャワーで犬の足を洗ってあげられる環境を作る事が出来ました。(2019年12月3日アマゾンの値段)
様々な工務店さんやメーカーさんが販売している、お湯の出るオシャレな立ち水栓や可愛い犬の足洗い場のように洗練されたデザインではありませんが
機能面や使いやすさ、お値段ともにとても気に入って使っています。
タカギ(takagi) 泡沫蛇口用ニップルは
様々なメーカーの蛇口に取り付け出来るようですが
当然ながら世界中にある全てのメーカー規格の蛇口に対応している訳ではありません
自分が取り付けたい蛇口に泡沫蛇口用ニップルが対応しているかを確認してください。
我が家の場合どんな感じで使っているのかを写真で説明していきますね
ホースリールを蛇口に繋ぎ放しだと、窓や網戸を閉める事が出来無いので、普段使わない時は外して窓辺にホースをかけています。
お湯のシャワーを外で使う時は、ワンタッチで簡単に装着する事が出来ます。
外からホースの取り回しを見てみましょう。ホースの取り回しをしやすいように窓にステーを取り付けました地面にホースがつかないようにお風呂場の横にある脱衣所の窓の格子の間にホースを通しています。
窓にかけているオブジェは蜂が巣を作らないようにかけた蜂避けです。
(効果は不明ですが、今のところ蜂さんは巣を作りに来ていません)
そしてコーナーを曲がれば~お散歩から帰って来た「なちぐろ」のお尻を暖かいお湯で洗い中です。
ホースは地面に付いてしまっても問題ありませんが、片付けの際にホースが絡まったりしにくくする為に、ホースの取り回しを浮かせています。
我が家の場合はお風呂の蛇口に泡沫蛇口用ニップルを取り付けてホースリールのシャワーを使っていますが
洗面所や台所など、泡沫蛇口用ニップルを取り付ける事が出来る場所があれば
どこからでも、ホースリールを使ってお外でお湯をふんだんに使う事が出来ますよ。
玄関先でお湯のシャワーを潤沢に使えるようになったので、夏場はお風呂場じゃなく
お外で犬を洗う事が出来る様になりましたよ。
追記
※犬の足を洗うお湯の温度は37℃以下で洗ってあげましょうね。
洗った犬の足の拭き取り前に珪藻土マットで水切り
犬の足を洗った後は、濡れた犬の足の水気をタオルで拭き取ってあげましょう。
犬の足を洗った後、拭き取りが甘いままだと、家の中がビショビショになるだけで無く、細菌が繁殖しやすい状態になり、炎症を引き起こしてしまう原因にもなってしまいます。
我が家の場合、犬の足を洗った後は
濡れた犬の足を拭き取る前に玄関に置いた珪藻土マットで水気を吸い取ってから、タオルで拭き取りを開始します。
珪藻土(けいそうど)とは、長い年月をかけて珪藻が化石化して出来た鉱物です。
珪藻土の特徴として、水分を大量に保持する事が出来、保持した水分を放湿する事が出来る速乾性です。
その驚異的な吸水力と速乾性を活かして、加工された物が珪藻土マットです。
圧倒的な吸水性と速乾性を誇る珪藻土マット
私が一番気に入っている所は、とにかく置いておくだけで良い点です。
- 吸水力が弱って来たかな?っと思ったらお日様に干すだけ
- 汚れが目立ってきたかな?っと思ったら、硬めのブラシで洗うか紙ヤスリを削るだけ
メンテナスはこれだけ、めっちゃ簡単で楽ちん
毎日洗う必要が無いめちゃくちゃ便利なバスマットっという感じです。
もちろん珪藻土マットだけでは、肉球の間の水分は取れないので、タオルで拭き取る必要は有りますが、犬の足の拭き取りがとても楽になり、かなりの時短になるのでオススメですよ。
散歩から帰った後の犬の足を洗う方法まとめ
お外には様々な物が落ちています。
残念な話ですが、中には噛んだガムをそのまま捨ててしまう人もおり、それを犬が踏んでしまう場合もあるのです。
そんな時は、慌ててガムを無理やり引っ張って取ろうとせずに
こちらの記事を読んで下さい。
簡単に綺麗さっぱりガムを取り除く事が出来ますよ。
また、犬の足洗いカップで検索すると出て来る、シリコン状のブラシが有り、カップの中に犬の足を入れて犬の足を洗う商品
アマゾンで買ったシリコン製の物と、アメリカから輸入したカップの中がブラシ状になっている物
便利そうに見えたので、買ってみましたが…
あくまで私個人の意見としては、あまりおススメ出来る物ではありませんでした。
発想は、とても良い商品ですし実際、気にいって使ってらっしゃる方もいるかもしれないので、あまりアレコレ文句をつける事はしたくないので、多くは書きませんが。
犬の足を洗う際には目視でしっかり確認して洗う事が大切に思います。
散歩やお出かけの度に頻繁に足を洗っていると
肌の弱い犬や犬種によっては、炎症を引き起こしてしまう可能性がありますので
犬の足を洗う時や水気を拭き取る際には、汚れだけでは無く、犬の足の状態を確認しながら行いましょう。
我が家の場合はタオルである程度水気を拭き取れたら、それで良しとしていますが
肌の弱いワンちゃんの場合は、タオルで拭き取り切れない水気をドライヤーを使ってしっかり乾かす等の方法も考えてあげましょうね。
肉球の間から伸びている毛をカットしてあげると、汚れにくくなり、乾かしやすくもなりますよ。
肉球の毛のカットはプロのトリマーさんにお願いしても良いのですが、我が家のように犬は自分で自宅で洗いたい派の人達には
肉球周辺の毛のカットだけなら、ペット用バリカンを使えば、それほど難しくは無く、自宅で安全かつ簡単にお手入れする事が出来るのでおススメです。
犬の足裏の毛をお手入れしてあげると、汚れにくくなり、乾かしやすくもなりますし
フローリングなどの床でも滑りにくくなるので、おススメですよ。
ペット用バリカンを選ぶ際には、大きな音が出ない静穏タイプのバリカンがおすすめですよ。
外から帰った犬の足の汚れを落とせたら、室内除菌と消臭について真剣に考えてみませんか?
犬を室内飼いしている、ご家庭は住んでいる自分達が思っている以上にお家の中が犬臭くなってしまっていますよ。